管理人の告白

普通と違って下にいくほど、新しい記述になってますので。

☆開始時の口上(1999年7月17日時点)

要塞シリーズとは、仮想戦記シミュレーション小説「紺碧の艦隊」、「旭日の艦隊」で活躍されている荒巻義雄先生の一連の作品です。現在第一期完結ということですが、ぜひとも再開してほしいシリーズです。と思っていたら、本当に再開する予定だそうです。大丈夫かしらん?

結構長いシリーズでした(笑)。でも艦隊シリーズには全然かなわないんですけど(残念!)。ですが艦隊シリーズの基本となるエッセンスが詰め込まれた部分も見受けられ、今の艦隊シリーズはこの要塞シリーズがあったればこそ!と思うのは私だけでしょうか。ということでちょっと紹介いたします。もうあまり書店ではお目にかかれないものですが、もしも手に取る機会があるなら読んでみてください。


☆再開が決まって…(1999年9月12日)

という上記の口上で始まったこのコンテンツですが、当初は更新なんてできないと思っていました。ですが要塞シリーズ再開ということで(本当にやるのかなあ)、期待する反面、ちょっと不安も覚えたりして…。(でも同じ気持ちの方々もいらっしゃるでしょう)。

告白するなら、私は今の艦隊シリーズは全巻、そろえてはおりません(^_^;;;)。友人から譲ってもらった巻有り、立ち読みで済ませてしまった部分も有りと…。(新以降はほとんどありますが…) 本当は最初の「紺碧の艦隊」は、「多くても十巻くらいで終わるだろう」と思い、「完結するまで待って、そのあと一気に全部読んだれ〜!」と考えていました。しかし、今となってはあの巻数!どうすべ〜(笑)。

さてその艦隊シリーズは、超長編ということで色々と「ほころび」も見えてきております。これがどのような結末を迎えるのか?気になるところです。しかし完結してみるまでは判らないので、じっと我慢の子でいましょう(笑)。


☆旧要塞シリーズの時は(1999年10月10日)

ところで旧要塞シリーズ、実は私は当時は乗り遅れた人だったんです…。

始めてシリーズを知ったのは、「阿蘇要塞」の時でした。その時は立ち読みで済ませてしまったのですが、後に出版されたイラスト・ストーリーでハマリました(笑)。でその後に文庫版を中心に集めはじめたのです。何故文庫版中心にしたのかというと、全シリーズが約1ヶ月おきに発売されたので、次巻を読むまでわくわくして待っていられる、という理由からでした。


☆艦隊シリーズ終焉に向けて(1999年12月29日)

大ベストセラーとなった「紺碧の艦隊」&「旭日の艦隊」が終焉を迎えます。当初の予定よりも長くなり「大丈夫かなあ」と感じていた方もいらっしゃったでしょうが、打ち切りにはならないようで一安心です。2000年内には終結させると荒巻先生もおっしゃっています。我々は最終巻をひたすら待つのみですが…。

ところで後世の第三次世界大戦の決着後は、再びあの電脳世界が目覚めるはずです。次コードでグロブローはどのような戦場世界を設定するのか?敵は?と色々気にはなりますが、早くても2001年にならないと判らないみたい(笑)。ということでこちらももう少し待ちましょう。


☆今年の流れは…、あれれ(2000年3月5日)

実は新旭日12巻・13巻は手に入れてません。仕事が忙しくて…。しかも書店に行っても、すぐに忘れて違う本とか探してしまってます。あほです。今月は買えるはずですが…。まさか12巻や13巻の巻末で中止になったとかの記述は無いでしょうね(苦笑)。

しかし一時期に比べてだいぶ置いてあるスペースや冊数が少なくなってしまいましたねえ(^_^;;;)。架空戦記もの全般に言えることなんでしょうか?仮想戦記系コミックは一時期コンビニにも結構置いてありましたが、最近は見かけません。しかも出版業界自体が低迷してますし、艦隊シリーズも「売れなくなったから中断だ」じゃなくて、作者が終わらせる意思があって終了できる分、はるかに好いほうなんでしょう。(出版業界に詳しい方に聞いてみるしかないですね)

それでは、要塞が始まることを祈って。



☆艦隊シリーズが終わりました(2000年12月15日)

なんだかんだと言われていた「艦隊シリーズ」が完結しました。10年も続いたとは…。

ご都合主義。
敵が無能すぎる。
当時の経済・技術を無視した超奇想兵器がごろごろ登場。
作者の哲学の合間に繰り広げられる、緊張感の無い戦闘。
今では通用しない地政学。

などなど色々、指摘(悪口)されていました。正直このシリーズ、まともに読んではいなかったのですが(特に中盤)、その中の1巻を読んだだけでも、上に書かれたことが何故言われるのか、判ってしまいます(ありゃりゃ)。

 しかし旭日の艦隊17巻(最終巻)の作者後書きを読むと、多少は同情の気持ちも…。当初は数巻の予定で、決着のつけ方も、よくて引き分けか、四分六で日本の負けという戦略ゲームを想定。と書いてあるとね。結局は売れてしまって続けざるを得ない状況になったんでしょうね。いやしかし売れて、荒巻氏本人もノリノリになったところもあったようだしなあ。まあ当然と言えば当然か…。

 あとあの読書日誌が無かったなら、とちょっと夢想してみました。巻数が半分くらいになるだろう、とか言う話じゃなくて(笑)、文中の元ネタが披露されない状況になったら、ちょーっとは印象も変わったかも。読書日誌で参考文献が披露されているので、どうも本編が小説にはみえんのです。論文を読んでいる気持ちになってしまうのは、そのせいもあるかもしれません。(読書日誌は役に立たないということ自体は無い。興味があるようなテーマの本があるなら読んでみましょう)

 うーん、しかし文章が盛り上がらないなあ(^^;;;)。艦隊シリーズについては、いろんなところでいろんな方々が意見を述べているんですが、ほとんどが似たり寄ったりなので、私があえて言うこともないんで、これくらいにしておきます。(やっぱり、腰砕けやん)

 あっ、ひとつ評価すべき点を。完結して良かったです。世の中には「あまりにも長編すぎて、いつ終わるのか見当もつかない」ものや、「作者が書かなくなってしまっている」ものも、いっぱいあります。それに比べたらまだいいほうですよ〜。ということで(笑)。


 ところで最終巻の作者後書きで「インターネット上ではこの話で盛り上がっているとか」という文章もあるんですが、ここのことかいな?確かに管理人が調べた限りでは、”Yahoo掲示板”でも”2ちゃんねる”とかでも「要塞」関連のスレッドは無いんです(艦隊はあるけど。それとも探し方が下手?)。「盛り上がっている」とは言っても、更新はストップしてるは、掲示板での管理人のレスは遅いは、で私自身として「盛り上がっている」とは言い難いんですけど(苦笑)。それとも他に掲示板とかあるんだったら、誰か教えてください。お願いします。

 それでは2001年の富嶽要塞が、面白いものになりますように…(お祈り)。


☆富嶽要塞、始まる(2001年5月6日)

第1巻の発売から4ヶ月以上も経ち、ついに第2巻も出版されてしまいましたが(^^;)、富嶽要塞が始まりました。それにしても相変わらずの愛すべきスミノフの皆様(笑)。

今の段階での感想を正直に言いますと、面白いとも酷いものだとも言えません。だってまだ始まったばっかりだから(爆)。全体としてはやっぱり「艦隊シリーズ」に感じが似ているような、でも違うような。旧要塞の人が出てくるとまた印象も以前に引き戻されるけど(笑)。正直本編のほうはどうも掴みにくいです。ということで今回はイラストのお話でも…。

今更ながらですが、「イラストレーターが違うとだいぶ違いますね」ですね。今回からは安田忠幸氏にバトンが手渡された訳ですが、「新旭日の艦隊FINAL」にてお気づきの方もいるように、安田氏のスタイルは(おそらくは)「3DCGによるデザイン&モデリング」。ペリメニも戦闘機も超歩兵も「必ず3Dデータが存在する」はずです。3DCGを作成する方はお分かりでしょうが、あれって相当時間がかかる気がするんですけど。安田氏は他作品のイラストレーターも兼任されているようなので、デザイン総数は佐藤氏よりも少なくなるんじゃなかろーか? あと出版社サイドの考えも影響するんでしょうが、イラストストーリー的な書籍類も必要でしょう。「新旭日の艦隊FINAL」も、今まで表紙を飾っていたイラストよりも3DCGの三面図のほうが個人的には好みでしたわ。ですから、次はイラスト集&3DCGファイル入りCD-ROMにしてください(オイオイ)。

あと、ちょこっと本編に関して気づいたことを。

ニセコや十和田の時に感じた、「次第に謎に満ちた外淵部へ外淵部へと、物語と読者の想像力が広がっていく感覚は、ある種心地良かった」んですが、今回の富嶽は「最初から世界の構造がはっきりしすぎている、しかも世界に心地よさが感じられない」 これが何故か判ると消化不良気味の印象の原因がはっきりするんでしょうけどね。あと「どんなピンチでも、やっぱり負けねーんだよなー」と感じさせてるのもマズイんじゃないかしらん。しかし、いくら心地よくても、馴れ合いの心地よさならいらないけどね。

読者を煙に巻くと書いている作者なのですが、煙に巻かれてたまるかい(笑)。

しかし、どーも文章がまとまらんなあ…。




ここの文章には(読めばわかりますが)資料的価値は一切なく、筆者の簡単な感想(戯れ言か?)しか載っておりません。それにストーリーの解説は他できちんとやっているところもあるみたいだし…。またトップページに下手なイラストが載りますが、素人なもんで勘弁してください。イラストは基本的には本編にてあまり登場しなかった場所、或いはイラスト化されていなかった兵器を中心にしたいと思っています。

ちなみにタイトルのa fortified zoneとは要塞地帯という意味です(マジノ線のようなものを指すのかな?)。ひょっとしたら本来の意味とは異なるかもしれませんが、要塞がたくさん出てた!ということでご容赦を。



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