イラストレーターであり、要塞シリーズのメカニックデザイナー、佐藤道明先生の手によるオリジナルストーリーの漫画と、本編に登場した兵器類によるメカニックギャラリーからなる、ファンにとってはとても大切な新書本(笑)。
本編に登場する方々は立派な人が多いんですが、こっちの漫画に登場する「列島軍の方々」は人間臭くて良いです(笑)。
☆物語
新型機のテストが行われるがそれはADパイロット専用機。がしかしその新型機のテスト結果はあまり芳しいものではなかった。テスト終了後、その機体は列島軍の海溝要塞の広大な空間を飛ぶこととなったが、故障したスミノフ潜水空母がその要塞に突入してしまう。スミノフ艦を偵察するために新型機が人工空間を発進していく…。
☆イラスト
ニセコ〜阿蘇要塞までの主要メカニックの図解があります。あとイワン砲から霧島砲まで網羅された大砲大全もあります。ところで城大尉って登場しているのですが、本編の城なのかなあ?
☆物語
列島軍遊弋要塞の爪月中尉は、戦闘中に撃墜され負傷しパイロットの任を解かれる。その後彼は垂氷中尉の開発する新型レシプロ機「しん風」のテストパイロットとなる。しかし垂氷中尉は要塞に進入したAD工作員によって暗殺されてしまった。爪月は垂氷の残したデータを見つけ「しん風」を本物の戦闘機にすると誓い、迫り来る敵に立ち向かうが…。
☆イラスト
琵琶湖要塞に登場する前半のメカニックの図解が中心。
☆物語
人間に反抗するAD達…。世界各地で勢力の壁を越えて、人間を敵とするAD達が次々と離反していく、そんな時代。その子と藤都はサイボーグである浮橋大佐の搭乗するHFX96とのテスト飛行のために雷桜改で出撃した。が大佐の操縦するHFX96はADの要塞があると言われる空域へ飛んでいく。一見雲海のように見えるADの要塞に2機は降下していった。
☆イラスト
琵琶湖要塞に登場する後半のメカニックの図解が中心。
☆物語
前作で登場したその子がAD達に語る物語。コード1946のヨーロッパ戦線。英空軍の女性パイロット、クレア大尉は試作機であるショート・スターリングDUOをソ連に輸送すべく飛び立った。それを察知した独逸海軍はギュンター大尉に要撃を命じた。Ta152K2−R4で飛び立つギュンターは、クレアの操縦する機を撃墜するが、彼女との出会いは彼の運命を大きく変えていく。
☆イラスト
このコード1946世界のメカニックの設定で埋め尽くされています(笑)。独逸海軍のグラーフ・ツェッペリンV(ポラーリヒト要塞)はなんと合体艦です。どこかで見たような…。
☆物語
訓練中のアクシデントから、南海の孤島に降下した海見美月。彼女はその島の鍾乳洞に魅せられ自分の部屋と名づけ、その後も足繁くその島に通うようになる。そんなある日、傷ついた敵の対空戦艦がその島に逃げ込んだ。美月と上官の香摘大尉は敵艦にマーカーを設置すべく問題の島に降り立ったが…。
☆イラスト
この「楽園要塞」に登場するメカニックで構成されています。対空戦艦のデザインは気に入ってます。
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